世界初でダウンジャケットを開発したダウンのパイオニアに聞いたダウンコートの洗い方 エディー・バウアー ダウンが自宅で簡単に洗濯できるのは上質なダウンだから
ダウンコート、ダウンジャケット、ダウンベストは、暖かいのはもちろん他のアウターと比べて軽いから重宝するのですが、ずっと気になっていることがあります。
それはダウンジャケットやダウンコートのクリーニング代金が高いこと。
ただでさえ冬物のクリーニング代は高くなっちゃうことが多いのに、ダウンジャケットやダウンコートが入るだけでとんでもなく高くなる印象があります。
1着で3,000円を超えることもあるんですもの。
毎年ダウンをクリーニングに出していると、いずれダウンジャケットやダウンコート自体の価格を越えてしまいそう……。
それに低価格の某ダウンなら、クリーニング代で買えちゃいそうですしね。
エディバウアー 本社取材の時にエディバウアーの高品質ダウンなら家で洗えるということを教えてもらいました!
「えっ、本当に自分でダウンを洗っちゃっていいんですか?」
「でも、ダウンを自宅で洗濯しちゃったら中の羽毛がへたっちゃうんじゃないですか?」
「本格的なダウンの洗い方があって面倒なんじゃないんですか?」
と、思わず質問攻めにしてしましました。
家で簡単にダウンの洗濯ができるなら、もうダウンのクリーニング代でビックリしなくても済むんですね。
▼家で洗えるダウンがあるエディバウアーをチェックする▼
ダウンのお手入れ方法・家で洗う方法
上質なダウンはクリーニングに出さなくても家庭でも洗濯ができることを知りました。
エディ・バウアーのダウンのように上質なプレミアムダウンを使っているからこそ、家で洗濯を安心してできるそうです。
お手持ちのダウンをお手入れする際は洗濯表示タグをしっかり確認してくださいね。
洗濯表示タグを確認して手洗い可や水洗いOKとなっていたら家庭でも洗えます。
分かりづらい表示や不安な場合は、各ブランドへお問い合わせくださいませ。
- ダウンの洗い方
- 大きめの桶に水を張り、液体中性洗剤を入れる
- ダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストなどを桶に入れ、水を浸透させる
- ダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストを手押し洗いする
- 手押し洗い後、水を入れ替えながら十分にすすぐ
- 手押しで水気を切る程度に脱水する
- 平らに寝かせた状態(平干し)で、陰干しにして乾燥させる
- ある程度生地が乾燥したら、羽毛に空気を含ませるように軽くたたき、ハンガーにかけて中の羽毛まで完全に乾燥させる
- 乾燥したら、ダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストを整え通気の良い場所で保管する
細かく記載したので手順が多いように見えますが、ダウンの洗い方は液体中性洗剤で押し洗いし、十分すすいで平干しした後、ハンガーにかけておくだけ!
ダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストの洗濯のポイント
実際にダウンジャケットを洗った時に気になった点や分からなかったこともまとめておきます。
- ダウンが入るほどの大きめの桶がない場合は、風呂桶や洗濯機や浴槽でも代用可能
- 粉末洗剤だと溶け残りが気になる場合があるので、液体中世洗剤がおすすめ
- ダウンは水が浸透しづらいことが多いので、軽く水の中に押してしっかり水を浸透させる
- ダウンが固まる原因となるので揉み洗いはしないで、やさしく手押し洗いがおすすめ
- すすぎが十分でないと変色の原因になるのでしっかりと
- 固まったダウンは無理にほぐさない!乾燥したら自然にほぐれるので待つ
こんなに簡単にダウンが家でも洗濯できたんですね。
もっと早く知っていればよかった……。
では、自宅で洗えるダウンのポイントともなる上質なダウンとはどんなものなのでしょうか?
低品質なダウンだと家での洗濯が失敗してしまう可能性が高いので、あくまでも上質なダウンは家で洗濯できると覚えてくださいね。
上質なダウンの選び方!簡単にダウンの質を見分ける方法
ダウンの開発も手掛けるエディバウアー スタッフさんにダウンの質を見分ける方法を教えてもらいました!
- FP値で分かるダウンの質
- 500フィルパワー以下:低品質ダウン
- 600~700フィルパワー:良質ダウン
- 700フィルパワー以上:高品質ダウン
エディ・バウアーの900FPが、すごーく高品質ってことが分かりますね!
ダウンとフェザーの最適な割合
ダウンとフェザーの割合やフィルパワーの数値も、上質なダウンを選ぶ基準になります。
ダウンと表現していますが、ダウンジャケット、ダウンコート、ダウンベストの中には2種類の「ダウンボール」と「フェザー」が入っています。
- ダウン(DOWN):保温の為のたんぽぽの綿毛のような羽毛
- フェザー(FEATHER):飛ぶ為の軸(根)がある1本の羽根
同じ水鳥から取れますが生えている場所が違っていてダウンの方が軽く空気を含みやすいので、ダウン対フェザーは9:1くらいが理想。
ダウン対フェザーは9:1くが、綿抜けしにくく温かい比率だそうです。
エディバウアー EB900フィルパワーダウンは、ヨーロピアンハンガリーダウン グレイグースを使用したダウン95%・フェザー5%で最適な割合になっています。
エディバウアーダウンについては、別途記事でご紹介しています。
- こんなことが分かります
- エディバウアーの評判と品質について
- 防寒用アウターでダウンが最強の理由
- ダウンに使われている羽毛を大公開
- ダウンで良くみるFP(Fill Power)フィルパワーとはなにか?
- 詳細記事はこちらエディ・バウアーのダウンを着たらもう他のアウターを着れない!評判と品質をチェック
人気のダウンジャケット・ダウンコート市場
最近ダウンについていろいろと勉強する機会が多く、気になったのでダウン市場について自分なりに調べてみました。
ダウンと言えば……で思い浮かべるブランドは人それぞれ違うと思いますが、ザッと独断でまとめるとこんな感じになりました。
- MONCLER(モンクレール)のダウン:1952年創業のフランス発のファッションブランド
- DUVETICA(デュベティカ)のダウン:創業者は元モンクレール社長のイタリア発のファッションブランド
- Eddie Bauer( エディー・バウアー)のダウン:アメリカ発のファッションブランド、1936年にダウンジャケットを発明し特許を取得
- おまけ:UNIQLO(ユニクロ)のダウン:フィルパワー640の低価格のウルトラライトダウンが人気
ダウンで思い浮かぶブランドは?と質問すると、ダントツでモンクレールの名前を挙げる人が多いようですね。
エディ・バウアー展示会でもモンクレールとの違い・比較を聞いている人がたくさんいました。
最近ではデュベティカも人気だし、低価格ダウンと言えばぶっちぎりでユニクロですけどね。
私の中でダウンと言えば、即答で「Eddie Bauer( エディー・バウアー)」!
しっかりした根拠があるので、ダウン=エディー・バウアーの図式ができあがっています。
エディバウアー EB900フィルパワーダウンのおすすめまとめ
最後にエディバウアー EB900フィルパワーダウンのおすすめポイントをまとめてみました。
- エディ・バウアー EB900フィルパワーダウン 特徴
- マザーグースを贅沢に使用し、たくさんの空気を含む最高値のEB900フィルパワー
- 驚くほどの超軽量
- 抜群の保温性
- 防菌防臭加工の最上級羽毛
- 静電気がたまりにくい
- スタイルよくスッキリ見えるシルエット
- トレンドに左右されないから長く着ることができる
- 家で洗濯できるから、お手入れ簡単でコスパがいい
- 最上位の900フィルパワーでハンガリー産の高品質ダウンなのにお値打ち価格
エディバウアーダウンには特定のファンがたくさんいて、毎年ダウンを買い替えていたり、種類違いのダウンを買ったり、家族全員でお揃いにするためにバンバン購入するそうです。
人気のサイズ・カラーはすぐに完売・品切れになってしまうので、お気に入りを見つけたらお早めに!
暖かく軽いエディバウアー ダウンでニコニコ生活を目指します!ファッションと口コミ大好き40代にこ@ファッション悩み別解決館